【社内広報】インナーブランディングに使えるおすすめツール5選

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クレド

インナーブランディングに使うことのできるツールのひとつが「クレド」です。クレドはラテン語で「信条」「志」などの意味を持ちますが、企業の考えるビジョンや経営理念などを端的に表現したものです。

クレドを使っている企業としては、リッツ・カールトンホテルが有名です。ハイレベルなサービスを提供するためには、企業の理念を十分に理解し、自ら率先して従業員が動くことが必要となります。

リッツ・カールトンのクレドでは、明確に企業の提供するサービスやその目的、また企業が従業員に約束することなどが示されているのが特徴です。

従業員たちは、クレドに基づいた行動を自ら考え、与えられている権限の中で最大限実行しようと自ら行動し、それによって達成感と顧客からの評価を得るのです。

クレドは特にサービス業のように、働き甲斐を実感することが大切な企業でおすすめです。

企業規模によらず、クレドを導入している企業は多いです。クレド作成を支援するサービスやコンサルティングプランも便利です。

ポスター

インナーブランディングのツールとしては古典的ではありますが、その有効性が評価されているのがポスターです。

印刷サービスを提供している企業でも、インナーブランディングの支援からポスター作成までサポートするサービスの提供が始まっています。

企業理念やクレドなどをポスターで表現したり、企業としての目標や顧客からの評価の声などを掲示して目に触れるようにすることで、従業員が自然に情報や目標を共有できます。

洗練されたデザインであれば、押し付けがましくなく自然に社内にブランドを浸透させることができるため、従業員が研修や教育を苦手にする場合にもおすすめです。

従業員向けイベント

インナーブランディングのツールとして注目を集めているのが従業員向けのイベントです。

従業員を対象にしたおもてなしイベントや運動会などがインナーブランディングの一環として行われることが増えています。

従業員向けイベントでは、普段は業務でしか接点のない従業員を、部門横断的に結びつけることでコミュニケーションを高める効果もあります。

また、企業が目指すビジョンを事業活動とは違った形で表現することで、従業員が普段は得られない気付きを得られるためおすすめです。

従業員向けのイベントでは、研修のように「教える」のではなく、活動を通して「体験させる」「実感させる」ことがポイントです。

インナーブランディングを支援する企業などに相談すると、より良い企画や演出をサポートしてくれるため高い効果が期待できます。

従業員向けwebサイト

インナーブランディングのツールとしてもwebサイトはおすすめです。

従業員向けのwebサイトでイメージされるのは業務上のマニュアル集などですが、インナーブランディングにおいては会社の沿革や創業者の想いを伝えるwebサイトを作成します。

webサイトは作っても、閲覧してもらえなければ意味がありません。

閲覧数を増やすために、就業規則や福利厚生の一覧などのコンテンツを盛り込んで実用的なサイトにする場合もあります。

また、研修などで理念などに触れる際、画面に出したり引用することで露出を増やすなどの工夫が必要です。

webサイトの制作にあたっては、UIやデザインに工夫が必要となるため、社内に専門家がいない場合は外部に依頼することになります。

一度作ってしまえば、さほど維持費がかからないのも従業員向けwebサイトのメリットです。

従業員向け出版物

インナーブランディングのツールとして、従業員向けの出版物を作成する企業も増えてきています。

出版物は売上を目的に外部に向けて作成するものと考えがちですが、社内ブランドを確立させるために出版物を作成・配布するためにも活用可能です。

企業の理念や従業員ひとりひとりの目標や想いを伝える雑誌や、社内の活動を年次にまとめたアルバム、商品の開発の裏側などを紹介したパンフレットなど、様々な出版物が従業員向けに作られています。

定期的に出版することで社内ブランドを浸透させ、従業員間のコミュニケーションを促すことにつながりますし、持ち帰って家族にも見せることができるため好評です。

読みやすい出版物の作成はノウハウが必要となるため、出版社や印刷会社でもサポートしています。多少コストはかかりますが、浸透率が高い方法のひとつです。

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