会社のサービスや由来が伝わる【ロゴデザイン】のコツ

ホームページや従業員の名刺等、様々な箇所に記載される企業ロゴは、会社が提供しているサービスや会社の由来を伝えるといった効果があります。

しかし、デザインに関する知識がなく「どうすれば良いか分からない」という方も多いですよね。今回は、ロゴを見た相手に伝えたい事がしっかりと伝わるロゴデザインのコツを分かりやすく解説します。

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基本は読みやすさを重視したシンプルなデザインに!

企業のロゴデザインを行う際、基本となるのが「読みやすさを重視したシンプルさ」です。

オシャレで凝ったデザインのロゴもカッコ良いですが、企業のロゴは「誰にでもひと目で読める」事が重視されます。せっかくロゴを作成しても企業名を覚えて貰えないと意味がないですよね。

しっかりとロゴとしての機能が果たせるように出来るだけ読みやすくシンプルなデザインを目指すと良いでしょう。

企業ロゴはホームページや名刺だけではなく、新聞や広告といったモノクロ印刷で使用される事も珍しくありません。

「色が使用出来る事を前提にした」デザインのロゴにしてしまうとモノクロ印刷の際に不都合が生じます。どんなシーンでもしっかりと企業をアピール出来るように単色でも通用するデザインにするように心掛けましょう。

また、事業に関連するカラーを使用するといったオシャレに見せるためのコツも存在するんですよ。

企業を象徴するシンボルを入れたい場合もシンプルさを追求!

企業を象徴するシンボルをロゴに入れたいと考えている方も多くいます。ロゴにシンボルを入れる事で、何を作っている企業なのか簡単に伝えられるといった効果が得られます。

シンボルを入れる場合も、「シンプルさ」を追求する事は変わりません。まずは、シンボルとなるモチーフを決める事から始めます。

「何をしている企業なのか」「どんな商品を扱っているか」という点が伝わるモチーフを探します。モチーフ候補は何個出ても問題ありませんが、1つに絞るようにしてください。

ロゴの中に複数のシンボルがあるとゴチャゴチャしたデザインに仕上がってしまうだけではなく、全体の締まりがなくなり相手に何も伝えられなくなります。候補の中から最も企業のイメージに近いモチーフを1つだけ選んでシンボルにしましょう。

シンボルが決まった後は、企業名とどう組み合わせるか決めていきます。企業名の一部をシンボルに変換したり、大きなシンボルの中に企業名を入れたりと数多くの構成パターンが存在します。

この際も奇抜なデザインを目指す事なく、誰が見てもすぐに理解出来るシンプルさを意識する事が大切です。また、シンボルと企業名の構成を決める際に、同時に「文字フォント」も決めておきましょう。

カジュアルで親しみやすさを与えられるゴシック体、格式高さを出せる明朝体等、文字フォントだけで相手に与える印象を大きく変える事が出来ます。

様々な文字フォントをシンボルと組み合わせて企業イメージに最もあった文字フォントを選択しましょう。

ロゴデザインは芸術的なセンスではなく、情報をまとめる力が重要!

芸術的なセンスがない事から、ロゴデザインを苦手に感じている方も一定数います。

しかし、ロゴデザインで必要になるのは「情報をまとめる力」なんですよ。ゴチャゴチャと凝ったデザインを考えるのではなく、必要な情報をまとめたり不要な物を排除したりする能力の方が重要となります。

直感やインスピレーションに頼る事なく、「なぜロゴを作るのか」「誰に見てもらいたいのか」といった点を意識したシンプルなデザインに仕上げる事が、ロゴデザインで最も大切なコツなんですよ。

コツさえ掴めば誰でもロゴデザインは出来る!

ロゴデザインは、「シンプルなデザイン」を意識しながら必要な情報をまとめるというちょっとしたコツを掴むだけで、誰でもクオリティーの高いロゴに仕上げる事が出来ます。

ロゴデザインをした事がない初心者の方や今までは苦手意識があったという方も、今回紹介したロゴデザインのコツを活用しながらロゴを作ってみてはいかがでしょうか。

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