【インスタグラム】企業が考えるべきインフルエンサーマーケティングとは?

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個人の消費動向は重要

様々な業種にとって、個人の消費動向を探ることはとても重要な意味を持つと言われてきました。

モノやサービスを新しく生み出すことによって、最終的にそれを利用するのは個人であり、個人が何をいま求めているのかを知ることは企業にとって最重要事項でもあるのです。

インターネットが急速に普及したことにより、この個人消費の動向はかなり高速であると言われています。

また、消費動向の変化が急速なだけでなく、世界中がインターネットでつながっていることから、グローバルな視野で動向を探る必要性が出てきたのです。こういった時代の流れから、企業が行っているインフルエンサーマーケティングにも変化が生まれていると言われています。

かつて、インフルエンサーと言われる、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物というと、TVで見かけることが多い人物やそれぞれの業界における有名人が多かったものです。

しかし、インターネットを自由に使う人が増えたことで、一般人であっても情報を発信することが容易になりました。

一般の人が発信する情報は、実際に利用したり使ったりした本音の意見を素直に伝えるものが多く、より消費者目線に近いものとなります。

特に若い世代のインフルエンサーが与える影響力は絶大であると言われていて、SNSなどを利用した情報発信力は決しても逃すことが出来ないものなのです。

SNSはコストを抑えながらマーケティングができるツール

SNSを利用する人にとって、身近なことやモノの情報を発信することは何気ない日常の一つであると考えるでしょう。

しかし、企業にとってはSNSをマーケティングに利用する事は、かなりメリットの大きなものとなります。

例えば、従来のマーケティング方法は、莫大なコストと準備期間が必要とされてきました。ターゲットを誰にするのか、何の商品やサービスを提供するのか、どのように顧客に届けるのか、といった様々なリサーチや戦略を立てることでマーケティングが行われてきました。

もちろんそれにかかる人員や時間は膨大で、マーケティングは莫大な費用が掛かっていたのです。

そこで目を付けたのが、人々に影響力が大きいインフルエンサーと呼ばれる人たちのSNSです。

若い世代の人たちにとって、SNSをチェックするという行為はごく自然な動作となりつつあります。

例えば、かつて新聞やニュース・雑誌などで新しい情報を手に入れていたものが、SNSをチェックすることによって簡単に自分の欲しい情報が手に入れられるようになったのです。

SNSは、世界中どこにいても同じタイミングで情報を受け取ることが出来る、自分の欲しい情報だけを選んで手に入れることが出来るなど、多くのメリットがあります。

これはフォロワーと呼ばれるシステムが関係しています。

インフルエンサーと呼ばれる人のSNSには、一定数以上のフォロワーがついています。

フォロワーの根源となるフォローとは、もともとリーダーを補佐するという意味で使われていました。

つまりフォロワーとはリーダーを補佐する人を指していたのです。

しかし、そこから意味が転じて、SNSでのフォロワーとは、インフルエンサーの後に続くモノや人を指すように変わっていったのです。

インフルエンサーのような影響力がある人が発信したモノやサービスは、SNSによってあっという間にフォロワーのもとへ広がり、直接消費に結びつくほどになっています。

様々なSNS

一言でSNSと言っても、そのツールはいろいろなものがあります。

テキストのみをアップできるものや文字数に制限があるもの、画像や動画をアップすることができるものなどです。

これらのSNSは、利用者にそれぞれ傾向があると言われています。

中でも、若い世代に人気となっているのがInstagramです。Instagramの特徴は、写真や動画のアップが可能である一方で、テキストは2~3行と少なめです。

また、拡散しにくいという点も特徴の一つです。

基本的にフォロワーとなっている人にのみ、新しい情報が発信されたことの通知が行きません。

これにより、不特定多数の人に拡散するといったことが起こりにくくなるのです。

自分のお気に入りのInstagramを探すためには、ハッシュタグなどで検索することが必要というわけです。

Instagramを利用する人がフォロワー数を増やそうとするためには、画像や動画の質を上げることと、テキストにハッシュタグをつけて検索しやすくするという必要が生じます。

Instagramにアップされる画像はオシャレなものが多いと言われる理由はここにあるのです。

Instagramを利用してインフルエンサーの人に商品をアピールしてもらうということは、必然的にオシャレに商品を紹介してもらえる、本当に欲しいと思っている消費者の目に留まりやすくなる、といったメリットがあります。

依頼方法にも差がある

圧倒的人気を誇るインスタグラマーの中には、フォロワー数が10万人を超える人もいます。

例えば、エディトリアル&グラフィックデザイナーのKei Yamazakiさんは、グルメ情報を発信する人気インスタグラマーで、フォロワー数は50万人を超えています。

とっておきのグルメ情報だけでなく、日常的な家族の情報なども発信していて、書籍まで出している人気ぶりです。Kei Yamazakiさんへの仕事依頼をする場合は、事務所を通じて依頼メールを送ることが基本です。

また、日常的な子育てに関する出来事をアップしているひかるさんのInstagramは、母親の目線での子育ての記事が中心です。

ごく一般的なママでありながら、その情報力は目を見張るものがあり、フォロワー数は70万人に達しています。

子ども・育児関連の商品やサービスの情報発信力は優れていると言えるでしょう。

こちらのInstagramへの仕事依頼は、ひかるさん本人にDMで問い合わせることとなります。

Instagramが人気となっている理由は、一般人の目線で情報を知ることが出来るという点です。

作りこまれた情報ではなく、一消費者の素直な感情が、フォロワーたちの心を揺さぶると考えられます。

インターネットで世界中が繋がっている世の中では、企業目線ではなく、消費者目線で商品を開発・発信していくために、InstagramのようなSNSを上手に利用していくことが必要でしょう。

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