インスタグラムでの成功事例
インフルエンサーマーケティングでは様々なメディアを使い分ける必要がありますが、その1つに最近注目されているインスタグラムがあります。
インスタグラムを利用した成功事例では、香水を紹介したものがあります。
具体的には10~20代女性が愛読する雑誌の公認インフルエンサーである女性が、インスタグラムに投稿したことで商品に対する認知度を上げています。
未発売の香水であっても、ユーザーから数多くの「いいね」を獲得していて、確実な宣伝効果を出しているといわれています。
また、日本一のインスタグラマーとも呼ばれている女性タレントが、国内でもっとも有名なテーマパークをインスタグラムで紹介した事例も存在します。
この女性タレントは決して、テーマパークの良さを押し付けるのではなく、キャッチーな話題を随時発信していると評判です。
好感度の高い女性タレントであることも相まって、インフルエンサーマーケティングとして成功をおさめています。
このようにインスタグラムは、インフルエンサーと世間の人々との距離を近くしてくれるメディアです。
さらに、インスタグラムを利用しているユーザーは20~30代の女性が多いという特徴があります。
そのため、インフルエンサーマーケティングとして活用するならば、若い女性をターゲットにした商品、例えばファッションブランドやスイーツなどがおすすめです。
フェイスブックでの成功事例
フェイスブックをインフルエンサーマーケティングに取り入れている事例もあります。
フェイスブックは幅広い年代で利用されていますが、特に30代以上の年代でよく使われているという特徴があります。
また、仕事のつながりでフェイスブックを利用するユーザーも少なくありません。
そのため、ターゲットをビジネスマンにすると成功する可能性が高まります。
具体例を挙げると、ヨーロッパ最大手のソフトウェア会社では、ビジネスコンサルタントや教育機関や著名人などをインフルエンサーとして活用しています。
その会社では毎年イベントを開催し、その場でインフルエンサーたちにインタビューを行っています。
そして、インタビューの様子を動画配信し、フェイスブックで拡散しているのです。
その結果、世界各地で大きな反響を呼び、企業の認知度をアップさせることに成功しました。
フェイスブックを活用するメリットとしては、長時間の動画が投稿可能という点です。
例えば、著名人の長時間インタビューを拡散させるには、フェイスブックが適しています。一方で、フォロワーの多くがリアルな友達であることが多く、拡散性は他のメディアより低いともいわれています。
しかし、ユーザーにビジネスマンが多いという特徴を生かして、ターゲットを絞りこめば大きな宣伝効果を生むことができるのです。
ツイッターでの成功事例
ここではツイッターを活用したインフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介します。
ツイッターはインスタグラムと同様に、若い人を中心に利用者が多いメディアの1つです。
インスタグラムと異なるのは、女性だけでなく男性のユーザーも多いという点です。
男女の割合がほぼ1対1ということなので、様々な商品を紹介するにはもってこいのメディアと言えるでしょう。
また、ツイッターはリアルタイム性が高いため、今の情報を求めている若者たちに情報を発信させやすいのです。
例えば、東京の原宿を代表する某複合商業施設では、某映画のプロモーション目的で、ツイッターを活用したインフルエンサーマーケティングを行っています。
まず入口に映画に出演する人気俳優の等身大パネルを設置しました。女子中高生から絶大な人気があるモデルをインフルエンサーとして起用し、さらにユーザー参加型の投稿を促しました。
これを映画公開前に行い、認知度を広げていったのです。ターゲットを女子中高生に絞ったことと、人気モデルをインフルエンサーとしたことで、宣伝効果が見られ来場者の数も増えました。
その他にも、大人気のカメラアプリを提供する企業では、ユーザー層から人気のあるユーチューバーや女性アイドルをインフルエンサーとして起用しました。
その際に、アプリダウンロード用にURLを記載したメッセージをツイッター上で拡散させました。
このようにしてアプリの存在を知らせるとともに、ダウンロードの誘致も行ったのです。