周年事業の記念品には何を用意すべき?
周年事業は企業の歴史や功績を改めて振り返り、社外に向けてその実績や将来性をアピールしたり、社内のモチベーションや結束力を高めることができる機会でもあります。
周年事業の記念品を製作する場合はそのことを頭に入れて、その企業ならではのデザインやモチーフを取り入れたり、もらって嬉しいものを用意するのがおすすめです。
例えば万年筆やボールペンなどは日常でも使いやすく、企業のロゴなどもデザインしやすいグッズです。
かさばりにくいので管理もしやすいですし、周年事業のイベント会場で配っても荷物になりにくく、贈られた相手も持ち帰りやすいというメリットがあります。
ほかには時計も用意がしやすく、少し高級感がある記念品として誰にでも喜んでもらいやすい定番の品です。
名刺入れやパスケースなどは素材にこだわったり、使いやすい形状を採用することで印象に残るグッズを製作できます。
また、食べ物や飲み物も人気があるギフトで、おめでたい紅白の食べ物や、コーヒーの詰め合わせやお菓子と紅茶のセット、ワインなども記念品として贈られることが多いです。
食べ物の記念品は消費期限や配るまでの保管方法などに気をつける必要がありますが、贈られた本人だけではなくその家族や周囲の人にも企業の存在を知ってもらえる可能性が高く、より幅広い層へ事業内容をアピールできるきっかけともなり得ます。
味や自宅での保管のしやすさにも気を配ればさらに良い印象を与えられるので、慎重に検討を重ねて準備するようにしましょう。
記念品を選ぶ時のポイントは?
周年事業の記念品を用意する際は、受け取る相手の気持ちを考えて品物を準備することが大切です。
記念品の受け取り主は周年事業の内容により異なり、社員やその家族、お客様、一般の方、株主など、年齢も性別もばらばらであることが多いため、全ての人の好みに合わせるのは難しいものです。
しかし贈り物として人気がある定番グッズを選べば致命的な失敗は避けやすいですし、センスの良さを感じられる記念品を用意できれば、企業に対するイメージもぐっと良くなります。
またオリジナリティのある記念品を配布するのもおすすめで、企業のロゴが大胆にデザインされているグッズや、会社が主力として扱うサービスに絡めたグッズならインパクトがあって記憶にも残りやすいです。
例えばゲーム会社なら人気ゲームのキャラクターをグッズにしてみたり、スポーツ関係の会社ならスポーツ用品をモチーフにしたミニチュアを記念品にするなど、工夫次第で様々なグッズを生み出すことが可能です。
周年事業の目的をきちんと理解しておこう
ほかには周年事業の目的をきちんと把握しておくことと、準備期間をぎりぎりな日程で計画しないことも大切なポイントです。
周年事業は関係者の方々へ感謝の気持ちを伝えることを目的とするものや、企業の歴史を振り返ることに重点をおくものなどがあり、式典の内容や記念品もそのコンセプトに沿うものを用意する必要があります。
感謝の気持ちを伝えたいなら記念品と共に感謝の言葉を記したカードを贈るのも良いですし、企業の歴史に主眼をおく場合は質にこだわった記念品を用意したり、企業の歩んできた道のりが分かる社史をグッズとして用意すると長い歴史が伝わりやすいです。
また普段の職場でも使えるUSBメモリやメモパッドを記念品として贈れば、社員の結束力や企業への愛着がわきやすく、仕事にも良い影響を与えやすいです。
さらに、記念品を用意する期間は余裕をもって計画しておくのも重要です。
ロゴ入りのグッズなどを製作する場合は注文から納品まで予想以上の期間が必要になることもありますし、大切な周年事業でトラブルが起きて記念品が間に合わなかった、という事態はなんとしても避けたいものです。
事前に入念な打ち合わせを行い、長めの期間を見積もって計画をたてて、たくさんの人に喜んでもらえる記念品作りを行いましょう。